村上開新堂。

先日、家族とディナーへ。一番町にある『村上開新堂』さんへ行って参りました。


『村上開新堂』さんは明治7年創業の西洋菓子のお店でして、レストランではフレンチのコース料理を頂けます。

実家に居た頃は家族で、独立してからは自分で通わせて頂くようになり、今では心から寛げる数少ないお店の一つです。

この季節にはこれまで鮎や鱧、茗荷など和の素材を使用したお料理が登場しておりましたが、

今回はまた新鮮なお皿達がテーブルに並び、とても楽しませて頂けました。


お馴染みの温かいパイの前菜に始まり、冷菜は見た目にも涼しい『オマール海老のクスクス、水茄子とアボカドのミルフィーユ』。

季節のスープは温製のズッキーニ、メインは『マナガツオのマリネ焼き』をセレクトしました。

セミドライトマトと黒オリーブのマリネのお味がしっかり染み込んだマナガツオのお味は酸味が爽やかで夏らしい一皿です。


普段ですと、ここでお腹も8分目で後はチーズとデザートとなるのですが・・・

食欲が収まらず!初めて、追加でさらにメインをもう一皿お願いしてしまいました!

『牛肉のブルギニオン風煮込み』、開新堂さんの看板メニューの一つですがホロっとした食感のお肉が美味しいです。

こちらの他にもコンソメスープ、ロールキャベツなどクラシックなメニューが定番としてあり、変わらないお味にホッとします。


そして、デザートの一皿目には「開新堂さんと言えば!」の、色鮮やかなゼリー。

お味はオレンジや苺の果物からブランデーやワインなど大人なものまで、

こんなに種類があっても毎回、不思議と家族一人一人が選ぶものが決まっていて面白いです。

硬めの食感で母が子供の頃に作ってくれたゼリーのような懐かしさを感じたりもします。


二皿目の桃のコンポートも美味しく頂いてお腹も心も一杯!

こんなに沢山食べているのに、『ちゃんとご飯食べてるのかー??』と真顔で聞いてくる父。

全くの心配無用!!ですが、こうしていつも美味しい食事に連れて行ってくれる両親に感謝です。

自宅ではお土産のお菓子も。パウンド生地に杏やパイナップルがたっぷり、冷やして頂くと美味しいですよ♪


開新堂さんはお若いスタッフの方も増えましたが、皆さんとても温かく迎えて下さいます。

今回は残念ながら一番お会いしたかった方にお会い出来なかったので、また改めて伺いたいと思います。


つつむ点心教室natsume棗

つつむ点心教室natsume棗

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