恐竜人間。
暑い日が続いてますが、ランチ帰りに青山のコムデギャルソンへ。
アーティスト・下田昌克さんのインスタレーションを見てきました。
下田さんを初めて知ったのは一人旅でメキシコを訪れた時で、もう十数年前のこと。
当時の下田さんは「絵描き」さんとしてネパールなどを旅しながら現地の人々を描かれていました。
同じ時期に同じ宿に滞在していたものの、現地ではタイミングが合わずお会いできなかったのですが、
『色鉛筆をぐるぐると回しながら、似顔絵を描いていた!』と話題に。
その後、『情熱大陸』でその『色鉛筆ぐるぐる』を見て、本当に圧倒されたものです。
時を経て数年前、家族で下田さんとお食事に行かせて頂いた際、
持っていらした紙袋から出てきたのが、この真っ白な恐竜の頭でした!!
精巧な創りに見えるのに、設計図やパターンもなしに『どんどん縫っていくんだよー』と。
体育館にあるマットか柔道着の様な分厚い生地をどうやって?と驚きの連続でしたが、
作家の谷川俊太郎さんにまでお茶目にこの恐竜を被らせてしまったり、と凄い方です。
三人でメキシコ料理を囲みながら、熱く深い恐竜愛を語って頂いた大変楽しい夜でした。
そして、今年のパリコレにてコムデギャルソンのメンズコレクションで登場した恐竜達。
モデルさん達が恐竜を被ってランウェイを歩く、その模様はかなり衝撃的な光景でした。
青山のコムデギャルソンではインスタレーションとして、恐竜のマスクとファサードのイラストがお目見えしてます。
8月末迄までだそうですが、下田さんの熱量溢れる作品に触れる事が出来ますよ。
最後にお目汚しですが、実は私も以前・・・ちゃっかり恐竜を被らせて頂いてました。
今は『絵描き』さんに留まらず、幅広いご活躍をされているアーティストの下田昌克さん。
次は美術で参加されている宮本亜門さんの舞台『ピノキオ』を見に行ってみたいな、と楽しみにしています♪
つつむ点心教室natsume棗
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